
今回は都市部から田舎への移住組から見た田舎の「えーとこ」「ヤなとこ」をご紹介。
田舎暮らしに興味のある方は見てってね!
田舎暮らしのイイとこ
満員電車がない
田舎は公共交通機関網が貧弱〜。
つまり
- 家から駅まで行けない(通勤時間帯にバスが無い)
- 最寄り駅から勤務先に行く電車が走ってない(特急乗れば別)
- 勤務先の最寄り駅から勤務先まで行けない(バスが無い)
ってーことで環境的に満員電車の発生要素が潰されています。
なので通勤は車必須。費用に目をつむれば快適です。
車の通勤ラッシュはあるけどな!!!

1分の出遅れが命取り〜
自然いっぱい
ちょっと山か海に車を走らせれば雄大な景色が拝めます。

ありがたやありがたや
家が山間部、勤務先が海沿いという生活環境を構築すると毎日がスペシャル。
朝:小鳥のさえずりで目を覚まし、雄大な山々を見て「今日もいい日だなー」と感じる
昼:お昼休憩に波の音を聞き、潮風浴びながら日光浴。タクシーの運ちゃんと雑談する。
夜:カエルの合唱聞きながら寝る
だいたいそんな感じの日々を過ごしてます。
エアコン使う時期は小鳥のさえずりとはお別れですね。
カエルの合唱は音量半端ない。
休日は
- 近所の山行ったり
- 標高高いトコから景色をながめたり
- 原付で走り回ったり
- 海ながめたり
- 滝でマイナスイオン浴びたり
って感じで過ごす日もあります。

原付で走り回ると発見が多くて楽しい。
美味しい湧き水とか、山奥の喫茶店とか。
動物もいっぱい
当たり前?なんですけど、自然が多いということは動物もいっぱい。
移住してから5年ほどですが
- イタチ
- タヌキ
- 野うさぎ
- シカ
- キジ
辺りはちょいちょい見ます。

イノシシ捕獲用の箱ワナを見かけると身の危険を感じたり感じなかったり。
近所のオバちゃんに「狩猟免許取りなさい!どんどんハンター減ってるのよ!」って言われたなぁ…
蛇足:シカの放置は土砂災害発生の危険性を大きくする
シカは山肌に生えた下草と森林の樹皮を食べます。
シカの数が適正なウチは問題無いのですが、増えすぎると森林がやせ細って保水力の低下につながります。
結果として土砂災害が発生する確率を上げてしまうというね(´・ω・`)
土砂災害を防ぐには
- 適切な狩猟
- 山の管理
の2つが重要なんですが、両方とも利益が見込めずビジネスとして成り立ちにくいので参入する人少ないんですよねぇ。
ビジネスとして成り立っちゃうとシカの絶滅につながったり、ハゲ山大量発生で逆に土砂災害の危険性増大につながったりするので難しいところ。
狩猟も山の管理(林業)も地域貢献の意味合いが強いんやなぁ(´ω`)

ってことを大学で習った
家賃 / 面積 で見ると家が広い
現在の家賃は2LDKで6万円ほど(駐車場付き)。
築浅のため地域の中では高めですが、お部屋広々で満足してます。
市街地に近い地域なのでちょっと高いんですよね。
通勤時間と利便性を犠牲にすれば同じような値段で一軒家借りられた気がする…。
通勤時間の増加でQoLとワークライフバランス悪くなるので、今のところ転居するつもりは無いです。

フルリモートのフリーランスとかなったら、もうちょっと山奥引っ込んでもいいと思うんですけどねぇ。
※光ファイバーが通ってる地域に限る
温泉がある
和歌山県の南のほうには温泉がゴロゴロあります。
仕事帰りに温泉入ったり〜
休日に温泉入りに行ったり〜
いつでも\(^o^)/リフレーッシュ
できる環境。
「ワーケーション」にピッタリな地域でっせ。
田舎のヤなとこ
えーともの在住地域は田舎の中でも比較的開けた地域なので村八分系の情報は無いですよ〜。
田舎の移住難易度は↓のツイートみたいな感じ。
地方移住にはレベルみたいなのがあって
Lv.1 地方の市街地
Lv.2 市街地に近い農村、漁業地帯(子育て世代がいる)
Lv.3 子育て世代が居ない地区
Lv.4 限界集落って感じでレベル上がってく。
自分の移住先はLv.2なんだけど、人口それなりにあるし子育て世代も居るので普通に溶け込めてます。— えーとも@趣味ブロガー (@atomoblog) 2018年7月4日
あらためて田舎のヤなトコいってみよー!
車必須なとこ
公共交通機関で通勤ができないので、会社の近所に家借りてなかったら車通勤です。
っていうか、雨の日考えるとやっぱり車必須。
- 買い物するのにも車
- 病院行くのにも車
- 遠出するのにも車
車が無いと生きていけない

車の維持費が心と財布に突き刺さる!
高齢になった後の生活がちょっと不安
朝は小鳥に叩き起こされ、夜はカエルに睡眠妨害される
朝チュンなんてヤワなレベルじゃない。
ピーチクパーチク!(*ノェノ)キャーってうるさい!午前5時に!
夏至の時期は鳥に叩き起こされるのが日常。
夜はカエルがかーえーるーのーうーたー…じゃなくてゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコひたすら大合唱\(^o^)/
ウシガエルのバリトンボイス追加で寝不足が加速!
「頼む!今から寝るからおとなしくして!」とか言っても聞いてくれないので、窓閉めてエアコン入れたりするけど…
ヤツらの声が壁を突き抜けてきやがる!!!
ってーことで寝る時はGoogle Homeさんに音楽流してもらって紛らわすこともあったり。

虫がいっぱい
自宅の照明を蛍光灯にするとトラウマになるレベルでカメムシが貼り付く。
何かの悪い冗談なんじゃないかってレベルで貼り付く。
対策はカンタン!LED照明に交換だ!
LEDに交換したら貼り付く量が90%削減されたので田舎で暮らすならホントLED必須。
あと、なんか小さい羽虫がたくさん照明の下とかにタムロしてる。
都会のコンビニには男の子がタムロするけど、田舎の照明下には小さい虫がタムロする。
慣れたらイイとこだよ!
ってーことで、田舎暮らしで感じた田舎のえーとこ、ヤなとこでした〜。
田舎暮らしに憧れを持っている方、虫についてはかなり覚悟したほうが良いです。都市部ではあまり見ないサイズの虫がゴロゴロいますので…。

たとえ虫が多くてもコンクリートに囲まれて住むよりは「ちょっと時間があれば海に行ける」って思いながら生活できるので精神的にはメリットバリバリあります。
各地方自治体ではお試し移住制度をしていたりするので、移住に興味のある方は農繁期に一ヶ月程度移住してみるのをオススメします。
なんで農繁期かって?
食いっぱぐれが無いってのと、その地方の農業のキツさを経験できるから。
移住してきたけど
- 仕事が無い
- 農家でバイトするにしても体力ついてかない
なーんてキツい状況を少しでも回避するために、お試し移住オススメですよ〜。

んでは、えーともでした!
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